とんだパラドール・第2弾

2008.3.20 新婚旅行

たどり着くまでは過酷だったけど、
もともと邸宅だったというだけあって「ホテルらしくない」雰囲気がなんとも落ち着く。


「毎日ハプニング続きで、けっこう疲れたよね。
あとはどこにも出かけることもないし、
今日は湯船にお湯でも張って、早く寝よう」

ということで










30分後。




2人とも早く寝すぎました(汗)

ケータイを触りながら寝に入ってしまったkunの手を離れたケータイが

「ぽちゃり」

と音がした瞬間、
とんだ修行の夜が始まりました・・・



kunのただならぬ雰囲気を察して私もすぐに目がさめたら、
私の視界に入ったのは・・・


「アレ・・水の都???」





気持ちいいうたた寝状態から一転。
私たちには寝ぼけてるヒマなどない。



バスルームは一面、
寝室までも半分以上が水びたしになっていて
kunは厚みのあるバスマット、
私はバスタオルを使って
パジャマのズボンを膝までたくし上げ、
2人とも無言で作業を続けました。

なんでだよ・・・今日こそは早く寝るつもりだったのに。
まさしく「とんだパラドール」。


不幸中の幸いで、ベッドルームの床は全面タイル貼りになっていて
とりあえず拭き取れば元通りになる。
バスルームと部屋をなんじゅっかい往復したかな、
kunが使ったバスマットは、しぼりすぎて最後には繊維が切れてぼろぼろになってしまった。
真っ白だったバスタオルも、なんだか黒い(汗)
もちろん、両手ともまったく力が入らない。


ひととおり浸ったすべての水分を拭き取って、
電気系統の接続がひとまず問題ないことを確認し一息ついたあとで、
加入している損保のコールセンターに相談してみました。

すると、
表だった被害がない状態では、ホテル側に前もってこちらから報告する必要はないとのこと。
何かあればホテルから被害報告が来るので、そのときにまた連絡くださいと
いともあっさりと切り返されて、なんとなくほっとしました。


私たちの部屋は、アメニティのバスマットがボロボロになったことと
部屋の中に敷いてあった足元マットがびしょぬれになったこと意外は、ほぼ問題ない。

あとは、下の部屋に何か問題が起こってないことを心から祈る次第です。


ふと時計を見ると、夜中の3時になろうとしていました。
はああ・・・今日も睡眠時間ナシか。



と、ため息ついてたら
ホテルの外で、トランペットが鳴り響いている。

イースターのお祭り、こんな時間までやってるんだ・・・
と、その音はどんどんこちらに近づいてきました。



「行くか!」



と、眠気がさめてしまった私たちは
すでに鍵が閉まっているホテルの正面ドアをそろそろ〜と勝手に開け(汗)、
パジャマ&すっぴん&カメラ片手に外になんとなーく出てみました。



すると・・・





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なっっっっっなんですかこの賑わいは!

メインストリートである狭い路地には、黒装束に身を包んだたくさんの人がスタンバイ。
そしてその路地を囲む壁づたいに、観光客とも地元民とも見分けのつかないくらい、
人でごった返しています。


080320-17.jpg

メイン、キター!


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これが、一連のお祭りのファイナルだったのでしょうか。
そのあとは、見物客もざわざわと帰っていき
あたりはゆっくりと静けさを取り戻していきました。



そのあとは、厳かにライトアップされたホテルの廻りをしばし散歩&撮影。

080320-21.jpg

村全体が、セマナサンタ一色のこの日なんですね。


080320-20.jpg

カビルド広場。
ここから反対側の眺めが素晴らしいとのことですが、あいにく真っ暗で。
左の時計台が教会、右が私たちの泊まっているパラドール。
中の広場は駐車場になっていて、
早く到着していれば私たちの車もここに置けたのになぁ(爆)


小さな田舎の村だから、まさか夜はなにもない・・・と思っていたら
年に一度の夜通し大イベントに出会ってしまいました。
お風呂の水を出しっぱなしにしてたおかげで。。。



イースターって「復活祭」とか言って
卵グッズを買ったりとか、そのぐらいの知識しかないけど
一体なんなんだろう??
次の日「セマナサンタ」をググっていたら、なかなか興味深い知識に出会えました。

記事によると、 特にスペインのアンダルシア地方では
エルサレム入場から処刑、蘇るまでの1週間のキリストの行状を山車で表わし、
さらに各教会の自慢のマリア様とキリスト様が晴れ着をまとって山車に乗って出てくる、とのこと。
その町や村によって独自のイベントが行われ、
セビリアでやってた大きなパレードなんかはテレビで中継もされていました。

今回、偶然にもスペインのイースターと時期を同じくして新婚旅行に行くことになった私たち。
意としないそのせいで、どのホテルも通常料金より高かったし
スーパーもほとんど休業していて買い物ができなかったりもした。

この日のこのハプニングがなければ、
新婚旅行とセマナサンタが重なったことを単に後悔していたかもしれませんね。


****


帰国してから、ケータイの件でもお世話になりっぱなしのグローバルナビゲーターさんに
お部屋のことを報告しました。

「何も言わずにしれ〜っと出てきちゃったんですけど、
けっこう水ひたっちゃいましたけど・・・下の部屋、大丈夫だったんですかね?ホテルから何にも連絡きてませんか?」


「アハハ〜大丈夫でしょう、
向こうの人たちは何かあったら黙っちゃいないですから」



ふぅ・・・

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コメント

  •  ponta@koba
  • 2008年04月29日 05:11

ウハハハハ!
Kyueさんたちは、ほんとにおもしろい!
もくもくと水を掃く姿が目に浮かびます。
でも、ちょうどいい時期だったんですね、訪れたのが。
黒装束はなんだか怖いですが。。。

  •  109
  • 2008年04月29日 10:06

すごいなー。全く予想してなかった展開ですね。
きっと下の部屋の人も外出してて気づかなかったのでは?
帰ったときには天井にシミ・・・・ぐらいはいっただろうなー。笑
ちなみに,私はハワイでちょっとした事でトイレを詰まらせて
おきながら,「トイレが詰まった。早く直せ!!」と文句を言い,
「こんな部屋嫌だ!」と,低層階から高層階へ変えてもらった奴です。
それにしても,その後,「見たなーー?!!」って雰囲気。コワッ。
アッ,人でごった返しているって書かれてますね。神秘な雰囲気は
カメラマンの腕か。で,結局今回もキーワードはケータイでしたね。

  • [TypeKey Profile Page] KYUE PHOTO WORKS
  • 2008年04月29日 22:27

pontaさん
そう、どっちが何を文句たれるでもなく
ホント「黙々と」って表現がぴったりの、部屋とお風呂を行ったり来たりのひとときでした(爆)
黒装束、「こわカッコイイ」って感じでしたよ。
見物客がいなかったらそーとーびびってたかも。

  • [TypeKey Profile Page] KYUE PHOTO WORKS
  • 2008年04月29日 22:39

109さん
実際、下の部屋がどうだったのかは結局分からずです(さすがに誰にも聞けない・・・)旅行会社の言い方からだと、ラッキーなことに部屋から下にはまったく漏れずに済んだのかも??と思うことにしています(笑)


海外はパーツの使い方が日本の勝手と違うから、部屋トラブルってなにげに多いんですよね・・・
私も以前、ローマでカーテン引こうとしたらレールごとバキバキはずれてしまって、けっこうな修理額を実費で払ってきましたが
あとで保険会社から全額おりましたよ。


それにしても、文明の利器・ケータイにはホント、いろいろ世話になった旅行でした(汗)

  •  ジュン
  • 2008年04月30日 00:57

いや〜水浸しは凄い…
幸い私は今まで保険を気にするような出来事はないのですよネ〜
洗面所で水を出したら、排水管が穴が開いてて、
水がそのまま床に流れる、というのはありましたが、
それはホテルの問題でしたし。
ホントホントに思い出深い旅行のようで( ^^)
イースターも貴重な体験ですネ!!
ぜひ私も黒装束を見てみたいもんです♪

  • [TypeKey Profile Page] KYUE PHOTO WORKS
  • 2008年04月30日 01:54

ジュンさん
ハイ、この旅最大の「思ってもみない」ハプニングでした。


排水系は、どこに行ってもけっこういろいろとありますよね・・・そのホテルのランクとかお国柄にもよりますが。
二人目でお湯が出なかったりとかは、もうあまり動じなくなりました(笑)。
やっぱ日本がいちばんいいや、と思っちゃう瞬間です。

イースターって
ただ卵を買うだけのイベントかなと思ってたんだけど
あの行列を目の当たりにして、宗教的なお祭りなんだと初めて知りました・・・

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