フォトグラファーの久恵です。
去年の秋、いつも仲良くしてる友人夫婦のおうちに泊まりにいったときのこと。
たまたま撮影の翌日でカメラ機材持ってたし、
たまたま手土産のひとつももたず手ぶらで泊まりに来ちゃったし、
たまたま番犬りっちゃんが奥のケージからフンフン鳴くしで
（いつも、鳴いてても全然気にもとめないんだけど）
ふたりとも、写真なんていいよなんて言ってたけど
無理やり支度させて、
はじめての「ファミリーフォト」を近所の公園で。
いつものように散歩して、
いつものように走って、
いつものように甘えて。
りっちゃんも、
ふたりも、
もちろんみんな一緒に過ごしているのをファインダー越しに見てる私だって、
いつもと変わらないとっても幸せな時間。
ふたりからの今年の年賀状は、初めて写真入りで送ってくれました。
そしてこの日から４ヶ月後の先月末。
りっちゃん、突然の病気で虹の橋を渡りました。
今から思うと、
りっちゃん自身がこのタイミングで
「機材持って、でも手土産は持たずにウチに泊まりにおいで」
って強いメッセージと一緒に私を呼んでくれてたのかもしれませんね。
「一期一会」ってことばが昔から大好きなんですが、
ひとつひとつの出会いやタイミング、
ほんとうに大事にしていきたいな、って強く感じたできごと。
パパとママのことをいつもかわいい上目づかいで見つめていたりっちゃん、
これからは空の上から
このふたりがずっとずっと仲良くいられますよう、見守っててあげてね。
ワンコか何か分からなくなってきたので・・・
やっぱりラブラドールなのか何なのかよく分からない生物体になってしまいましたm(_ _)m
修行が足りないです。
今は、お空からみんなの幸せを願ってくれています
〜〜〜〜〜
2016.10月撮影
平塚の公園