ウェディング撮影

友人の結婚式~ブライダルカメラマンのつぶやき

2006.4.30

一ヶ月前、突然の結婚の報告と撮影依頼を兼ねて久しぶりに再会できたミホの結婚式。

この日、都内のホテルでのどかに執り行われました。

「会場が高層階で眺めのいいところだから、晴れるといいなぁ~」
の彼女の希望どおり、前日の雨模様から一転して青空の冴えわたる春の陽気です。

一ヶ月ぶりに見る彼女のお腹は、
いよいよ安定期に入ったこともあって
ますます元気に成長しているようでした。
今日だけは、お腹のチビッコ目立たないように撮ってあげるからね、安心して。

友人の結婚式、カメラマンとしても今までたくさん立ち会ってきた。
見るもの、撮るものは普段の仕事とまったく一緒なのに
こーいう時ってやっぱり違うんだよね、何かが。

「おめでとうございました」ではなくて、心からの「おめでとう!」だったり、
ご両親への呼びかけも「お父さま」「お母さま」ではなくて、親近感を持って「お父さん」「お母さん」だったり、
花嫁の手紙も、彼女自身のことが分かるだけに遠慮なく泣けてきちゃったり。

とくにここ数年は、同年代の友人が結婚することも少なくなってきた年代だけあって(汗)、
なんだか久しぶりの感動に立ち会えた一日でした。

060430.jpg

新郎新婦のお色直し中。
ふっと一息ついて、外の風景を見渡してみました。
披露宴会場から眼下に広がる池袋の町並みは、
私が大学時代に遊びもバイトもサークルも、すべてを満喫したなつかしさでいっぱい。
ひとつひとつの建物を見ながら
「あそこからこう行くと、友達が住んでたアパートがあったんだよなぁ」なぁんて。

こんな仕事でもしてないと、こんなに懐かしい光景を見下ろすことなんてそうそうないもんなぁと思うと、
それもミホに感謝したい一日となりました。

これからアルバムができるまであと1ヶ月、
その頃には本格的に妊婦らしくなっているのかな?

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