ウェディング撮影

ニッポンの戦闘服~ブライダルカメラマンのつぶやき

2007.5.20

以前ブログで書いた、「ケーキ20万」の新郎新婦の本番。
ケーキのことはもちろん、
この日はかなりトピック満載な一日でした。

挙式は、新婦の出身校・立教女学院のチャペルにて。

青い空と白い雲、
そして、たくさんの年月を感じる同校のチャペルをバックに。

小・中・高、入学式・卒業式、親友の結婚式・・・

何かイベントがあるたびに、前庭の、この芝生に立って記念写真を撮ってきました。
でも、今日のイベント・「自分の結婚式」が、彼女にとってここで撮る写真・最高のフィナーレとなりそうです。

「ガラじゃない」とよく言われますが(汗)、
私の出身校も大学は池袋にある4大のほう。
だから、撮影の依頼があったときから人ごとじゃないような気がして、何だかわくわくしてました。

聖堂内はやはり、私の母校と雰囲気がそっくりです。
個人的にも、聖公会のどっしり落ち着いた造りが大好きな私です。

この日の撮影、披露宴では終わらない。
二次会がまたまた盛りだくさん。

「青年の船」でしたっけ?アフリカや東南アジアに行って、
現地の方と交流を深めながら日本の文化も伝えていく事業。

それで知り合った二人らしく、
みんなに渡された二次会の招待状には、二人からのメッセージで

「当日は、どうぞ民族衣装に関わるものを何か身につけていらしてください」

仮装大会・・・???

そんな新郎新婦は・・・

アフリカ・セネガルの第一正装をさっそうと身にまとい、登場です。
セネガルに在住の、共通の友人から贈られた「ウエディングドレスとスーツ」
決して、おみやげものやさんに売っている「よくある観光用」ではなく、
二人のサイズに合わせて専門店に作ってもらった、完全なオーダーメイドとのこと。

二人にも直前までこのプレゼントのことを知らされず、
ちょっぴり感動ですよね。

さてそんなグローバルな二次会、
ゲームは「ベストドレッサー大賞」。
まずは各グループの中から新郎新婦が一人を選出して、自分のファッションポイントをアピールしてもらいます。

インド・アフリカ・中国・皆さんそれぞれ華やかですね~~

そんななか、とくに民族衣装がらみのものは身につけてない、新郎の学生時代の仲間グループから
選ばれてしまった一人は・・・

「自分が今日着てきたのは・・・
我が国、ニッポンのサラリーマンの象徴ですっっ!」

と叫び、ネクタイ巻き(爆)

新郎新婦のためなら、恥もかきすて。
会場中、大爆笑のひとときでした。

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