なんでもかんでも
イヤ!ヤダ!しない!
そこまで強くはない子でも、
とにかく自由なんですよね。この頃の子どもたち。
でもよく考えてみたら、
その行動って「大人の理想」にとってイヤなだけで
本人はただ純粋に、楽しいって思えることをしたいだけ。
おもしろそうなものを見つけては、それにトライしてみたいだけ。
大人にかわいいお花やフォトアイテムを持たされたって、
そんなの見て楽しいワケはない。
楽しくないものを見て、にっこりなんてできるわけがない。
ごもっともです(笑)
そして多くのママさん、撮影依頼時にはこんなことを私に報告してくれます。
「自己主張だらけで、大人の言うこと全然聞いてくれなくて、
じっとして写真撮らせてくれるのは食べてるときだけ。
でも今、すごく奔放で最高にかわいいんです。
いつもどおり、当たり前に笑って楽しんでる写真、たくさん残しておきたくって」
というわけで、
このお年頃のファミリーフォトは
2時間、とにかく主役を追っかけます。
とくにこっちから「あれやって」「これやって」「こんなポーズしてみよっか」なんて言いません。
もちろん、「これダメ」「あれダメ」なんて言葉はもってのほか。
本人のキャラ・性格・楽しく思ってそうなことにアンテナ張りながら、
ツボを見つけたらそこでガンガンシャッター切る。
ときには一緒に手遊びもする。
ここで大事なのがパパママの協力体制です。
あくまで主役は普段どおり遊びながら
徐々にこっちの理想アングルとニコニコ笑顔に引き込むことができれば大成功(笑)
2時間めいっぱい一緒に遊んで、
ろくに撮れ高がないように思えても
ほら、仕上がった写真たちは
最高に生き生きとした、2歳のワタシがめいっぱい詰まった記録。
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2018.6月撮影
ファミリーフォトさくらプラン
代々木公園