ふだんの私のこと

さすがに嬉しくなくなってきた誕生日

2007.1.5

私自身が、一年でいちばん忘れない日が1月5日。
今日、めでたく38回目の誕生日を迎えました・・・(涙)

誕生日がこの日であることについて
親に対して特に今まで恨んだことはないけれど、
まぁ寂しいっちゃあ寂しい期間なんですよ。

プレゼントはクリスマスもお年玉も一緒にされ、
小さい頃は冬休み期間中なのでお誕生パーティーなどやったことはなく、
花の大学時代はみんなお正月の帰省中、
働くようになってからはちょうど仕事始めで日本中がせわしく動き出すからそれどころじゃない。

そんなわけで、小さい頃から自分にとっての誕生日って
良くも悪くも「自分だけが感じられる切なさ」みたいなものをしみじみと味わえる日だったりするのです。

それでも誕生日っていうだけで、なんだかワクワクしてた。

・・・数年前までは。

さすがに35を超えたあたりから、その「三十代後半の響き」に、なんだかショボーンとなってしまいます。
メンバーズカードの申込書を書くときに、年齢のトコだけ空欄にしておく自分がかえって切ない(笑)

でも、35を超えたあたりから思い始めていることもあります。

~かっこよく歳をとりたい。~

昔からお世話になっている美容院のオーナー、人生百戦錬磨のオバチャンなんですが
以前、まだブライダル業界に入ってまもない私にこんなことを言ってくれました。

「女性は、ほんっとうにトクなのよね。
ある程度の歳になると、ほとんどの男性は結婚して仕事をして家族を守るという使命を持つんだけど
女性は歳をとっても選べる道がたくさんある。
家庭に入って子育てに励むもよし、仕事をバリバリこなしてもよし、その2つを両立してもよし。
もちろん、それぞれの事情があるからみんなが好き放題なわけではないけれど
やれる可能性としては男性なんかよりも数段バリエーションがあるわよ。
だから、今からいろんなことにがんばって、自分の中のバリエーションを増やしておきなさい」

なんだか、感動しました。
将来的に結婚すること、子供を産むことが
自分にとって「枷(かせ)」に思えていた当時の私、
男女平等とはいってもしょせん女性が貧乏くじをひくようになっている社会でしょ、ぐらいに思ってたのに・・・
考え方しだいで、こんなに自由な生き方に変えられるなんて
オバチャンすごい!(笑)

この歳だからこそできる仕事、つきあえる人、着られる服etc…
自分を磨くことに意欲さえあれば、ぜったいに老けこまない。
書きつづっているうちにとりとめがなくなってしまいましたが、
月イチのエステと体型維持の補整下着、
そして何よりもはつらつと体を動かせる結婚式の撮影のお仕事は
今年も続けてがんばっていこうと思います。

そんなことを思いながら、
一人で2つのケーキを完食した夜更けなのでした。

Happy Birthday to Me !

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