マタニティフォト, ファミリー撮影

特別な体型を残しておきたいマタニティフォト

フォトグラファーの久恵です。

マタニティフォトのご依頼をいただくなかで、
「あんまりフワフワ、ドリーミィなのはちょっと好みじゃなくて・・・
おなかを出した室内写真は、やっぱりそんな感じになりますかね?」

こんなご相談を受けることも少なくないです。

確かに、専門フォトスタジオのサンプルとして世に出てる写真の多くは
「花冠・白のチューブトップ・フワフワスカート」
って、今でも定番ですよね。

好き・嫌いかかわらず、世の中の定番ではあるし、
白レースのロングスカートってこれ以外に着る機会もないかたも多いだろうからと
いちおうこちらでもお貸しできる衣装の準備はあります。

でも私自身も、
ご自身で選んできてくれたコーデ・もしくはご自身の私服で撮るマタニティフォトのほうが
いちばんママ自身の体にフィットしているものだし、撮ってて楽しいなって思える瞬間が多かったり。

本人が苦しくならない範囲内で、
やっぱり体のラインはキレイに出してあげたいので
少しずつ、確認しながらポージング導入させてもらってます。
あと1ヶ月後に、
母になる強さと優しさ。
ここに、こんな感じでいます♪

こちらは5月にママおひとりで来てくれたときの、室内フォトから。
もともと外ロケの森フォトがメインではあったんですが、
室内のデニム写真もすごく雰囲気があって。
「ちょっとモデルふうに、少し体ねじっても平気?」とか、
パパ不在だったから私が手伝ったおなかのシール貼りもとっても楽しくて、
女子ふたりで盛り上がった時間なのでした。

ふたりでひとつの体。
このときだけの、特別な体のラインです。
「いろいろあれば、いろいろ持ってきて」
ってご案内をしたら、
なぜかスタイが山のように出てきた(笑)
女の子がやってくると分かった日から
着せかえ妄想が止まりません。
どっちに似ててもいいから、
元気で産まれてきてくれれば
それでじゅうぶん。
おなかデコのリクエスト、
ふだんはパパにお願いしてますが
この日は私がお手伝いすることに(汗)
シールをあっち貼ったりこっち貼ったり・・・
フォントのセンスのおかげで、
冷や汗ながら雰囲気よく完成♪

「このときの特別な体型を写真に残しておきたい」と撮影を依頼いただいたママそれぞれの、
おなかの大きさや出っぱり具合はもちろん、
ときには写りたくない肌感もあれば確認して
選んできてくれたお洋服とおなかのバランスも考えながら
いつも賑やかに、試行錯誤も楽しみながら撮っています。

*****

2017.5月撮影
ファミリーフォトさくらプラン
八王子の公園ときゅうえスタジオ

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