ウェディング撮影

ジェネレーションギャップ?

2008.4.27 結婚式の撮影

お台場に建つホテルでの結婚式。

新婦は21歳ととても若く、
まわりのお友達のなかでも最初の結婚式とあって
今日は列席者みんなが注目の結婚式です。

この歳になると、
新婦がひとまわり下ってこともさほど珍しいことでもなくなってきたけど
よくよく考えてみたら
この子が産まれたとき、私は大学生だったんだと思うと
一抹の切なさすら感じます(爆)

事前打ち合わせのときにも、
「ものすごく緊張するぅ~~」を連発していた彼女。

この日、支度をしているお部屋に私が入って
まずはしょっぱな、アクセサリーを撮るシャッター音がし始めただけで

「うわぁぁぁ~~~~ん、緊張してきた(>_<)」

おいおい、まだ何にも始まってないよ(笑)

メイクが早めに仕上がったので、
ドレスを着る前にしばし休憩。

この時間さえ、そんな彼女にとってはもうダメダメタイムなのです。

「うわ~~~~ん、どんどん胃が痛くなってくるよぉ」

「大丈夫大丈夫、落ち着けって」

新郎とのそんなやりとりを聞きながら小物撮りをしていた私ですが、
次の彼女の言葉

「だってだって、

バージンロード歩くんだよ~~~!」

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か。。。。。かわいすぎるっ。
撮影の手が、ハッと一瞬止まってしまったのは言うまでもありません。

バージンロードを父親と歩くということに、
とても特別なものを抱いていたのっていつぐらいまでだろう?

とくに私の場合は10年以上、毎週のように
その光景を「仕事のなかの一瞬」として見てきている訳だから、
特別な感情が普通の人よりかは早いうちから薄れているには違いないけれど
とにかく、今までどんな若い花嫁さんに対しても同レベルになって接してきたつもりの自分でしたが、
その年代の違いをいとも簡単に打ち崩された瞬間でした(笑)

そんな彼女も、

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ベールをまとい

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イヤリングをつけたら

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鏡の中の自分は、
もういつもの恥ずかしがり屋さんじゃないよね。

かわいい花嫁さんの登場を待つ、大切なみんなのもとに
堂々と出発しよう。

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