2007.8.18
数年前からぼちぼちと
「挙式だけの結婚式がリーズナブルにできる施設」
っていうのができはじめています。
挙式料に加えて、支度・衣装・写真などひととおりのものはすべてセットになっていくらという、
単純明快な料金設定をしているところがほとんど。
最近の結婚式の相場から考えると本当に安くて
「お金はあまり使えないけど、チャペルでバージンロード歩きたいし
ウエディングドレスを着て写真だけでも」なんていう、よくばりカップルに最適かも(笑)
この日行ったところは最近できたばかりの、とっても小ぎれいでかわいい造りのチャペルでした。
比較的、こういうところだと持ち込みのカメラマンは撮影禁止なんて言われることも多いのですが、
メイクルームもチャペル内も「どこでも撮っていいですよ」なんて、規制に関してはまったくなく、気持ちよく撮れました。
支度が終わり、式が始まる前に館内のロケーション撮影。
システム上、専属カメラマンの撮影が自動的についてくるので
主導権はその方に握ってもらって、私はじゃまにならない角度から一緒に撮ってました。
しかし、「まだカメラマンになって間もないのかな」という雰囲気の若い女の子、
ロケーションはいろいろ変えて撮っているのですが
ほとんどがカメラ目線でしたね・・・
せっかくいい場所に新郎新婦を立たせてるんだからさぁ
もう少し、目線のはずしたショットも撮ろうよ・・・
なぁんて思いながら、私としては彼女がそうしてくれたほうが
自分的に好みの写真が撮れたりするワケです(笑)
個人的にはそんな複雑な思いを感じながらも、挙式はとっても美しく過ぎていきました。
挙式のあとは、レストランに移動してにぎやかなパーティーとなったのですが
このとき「あ、これステキ」と思ったアイデア。
カラードレスに着替えて、キャンドルサービスで再入場。
その直前、司会者が会場内にアナウンスしたのは
「受付で1本ずつ配ったルミカライト(パキッと折ると発光するペンライト)を、
お待たせしました~皆さんで光らせてください!」
そして次の瞬間、会場が暗転して新郎新婦が入場・・・
キレイでした!!!
列席者みんなで作った、新郎新婦を迎えるお花畑。
ひとりひとり、色が違うのでこれまた華やかです。
キャンドルサービスって、古典的なイベントとして
最近はやりたがらない人たちもどんどん増えてきてるけど
やってみると、案外みんないい表情してるのよね。
カメラマン的視野からみても、ナニゲに絵になるありがたいイベントだったりもします(笑)