ウェディング撮影

船上ウエディング~ブライダルカメラマンのつぶやき

2007.6.16

船上ウエディングの撮影って、実は今までいちども受けてないんです。

なぜなら・・・船がダメ(汗)

貧乏学生時代、初めての海外旅行で
ギリシャからイタリアに渡る際に利用した安い船・・・の、さらに一番安い船室をとったばかりに
ひどい揺れの中、20時間どこにも逃げ場のない船の中で最悪のひとときを過ごしたことからはじまり、

OL時代、友人の結婚式の二次会で乗った船が
東京湾のシケの影響もあり、揺れに揺れまくり
出席者全員が、これまたどこにも逃げ場のない船の中でお手洗いの争奪戦・・・
ビンゴなんてやってる場合では決してなかった2時間。

そんな過去の不幸な体験から、
微妙な揺れの中でファインダーをのぞきながら撮影の仕事をうけるなんて
考えるだけで恐ろしくてできない・・・という、変なポリシーを持っているわけです。

もちろん、彼の唯一の(?)趣味、釣りに一緒についていくなんてもってのほか(汗)

さて、それでもこの日の仕事はがんばって受けてみましたよ。

東京湾の運河沿いに建つレストランで。
挙式は、海から吹いてくる風が気持ちいいね~~
運河の向こうには、天王洲のビル群が夕日に当たってオレンジ色に染まってました。

レストランでひととおりメインの食事を済ませたら、
いよいよレストランの船に乗ってデザートタイムです。

これから1時間のクルーズ。
撮影は順調。よし、この調子で最後まで行けそうだ。

ケーキカットをしたら、あとは各自フリータイム。
デッキに出て、新郎も新婦も自分たちの友人と楽しく過ごします。

あ~~~でもやっぱりなんだか気分悪くなってきた・・・
ずっとファインダーを集中してのぞいてるから、余計フラッとなりやすいんだよね。

船は、レインボーブリッジの真下も通ります。
間近で見るレインボーブリッジは、確かにキレイだが。

早く戻ってくれないかなぁ・・・

もちろん写真的にはなんの問題もなく終わった撮影でしたが、
1時間とはいえやっぱりあまり気分のよろしくないひとときでした。

自分のテンションが万全じゃないと、撮影してても気分が乗ってこない。
早く終われ~とか思っちゃうなんて、新郎新婦に悪いよね。
やっぱり、船上はこれからもNGかな(涙)

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