2008.3.21 新婚旅行
明けない夜はない(爆)
修行の夜は、日の出とともに終わりました。
部屋からの眺め。
これが、180度の視界に広がります。
谷側にあるバルコニーつきのお部屋は、
アルコスのパラドールに泊まるのであれば必須ともいえるセレクトですね。
ボロボロになったバスマット。
真っ黒なバスタオル。
ベッドの足元にあるはずのマットが
なぜか濡れた状態でベランダのチェアにかかってる。
この日のお部屋チップをはずんだのは、言うまでもありません。
チェックアウトのとき、
昨晩ドリンクチケットをくれたフロントのオヤジが
「昨日は体を休ませて、ゆっくりくつろげたかい?」
と、あいかわらず最高の笑顔で聞いてきてくれましたが、
私は
「イ・・・・イエ~ス、オフコース♪」
と、心にもない返事をしてしまった。
さて、昨晩からのハプニングにより
おどろおどろしい写真ばかりアップしましたが、
ほんとうは、観光に値する素晴らしい田舎町なのです。
車を停めてあるパーキングまで、のんびり歩こう。
アルコスは、強い日差しから家を守るスペイン特有の白壁の集落、通称「白い村」のひとつ。
昨日はこのメインストリートでセマナサンタのパレードが夜通しありました。
カフェの看板も、黄色いポストも
すべてが「カワイイ♪」
真っ白な壁と、まっ青な空。
確かに日本ではありえない光景だなぁ。
さて、今日のルートは
アルコスからさらに南下し、
地中海ぞいにビーチリゾートが点在するコスタ・デル・ソルを走りながら最終地点のマラガまで。
しばらくは一般道をひた走る。
制限速度30キロ、片側1車線の狭い道路。
でもジモティーはみんな80キロぐらいでびゅんびゅん飛ばしていきます。
お~~~こわっ。何台ゆずったことか(汗)
スペインって「空の広さが違う」とよく聞きますが、
なにもない田舎道を走ると、その「言葉で表現できない広さ」がよく分かる。
この旅、ずっといいお天気に恵まれたことは
次から次へとやってくる大変なことも2人で笑って乗り切ることのできた大きな要因のひとつでした。
マラガまでの道中、
リゾート地のひとつ、フエンヒローラに寄りました。
スペインに来て、まだ食べてなかったもの・・・・
うううう~~~~エビづくし。
たまらんっっっ!
でもパエリアって、ナニゲに高いんですね。
2人分で4000円ほどです。
でもおいしいものに値段なんてないですよね。ウン、Priceless。
店頭で呼び込みをしていた陽気なお兄ちゃんに撮ってもらいました。
後ろの看板に、堂々と「ITALIAN FOOD」と書いてあるのは・・・・見なかったことにしよう。
実は、kunが前もってルートナビを調べてプリントアウトしてあったのはアルコスまで。
この日の運転は、地元の本屋で買ったアンダルシア地方全体の地図だけを頼りにドライブすることに。
だけどもう、単純に「道に迷った」ぐらいでは2人ともびくともしなくなってました(笑)
強くなったなぁアタシたち。
泊まるホテルの場所もまったく下調べしていかず、
旅行会社の人が「マラガ空港から比較的近いホテルにしました」と言っていたなぁというのだけを頼りに
空港の近くの道を何周かしているうちに、なんとなく見つけてしまった。
四つ星ホテル、ノボテル。
モダンで落ち着いた感じの内装が、長旅千秋楽の宿泊にはありがたい気分。
バスタブに水を逃がす穴がついているかどうかを確認したのは、言うまでもありません(笑)