2008.3.19 新婚旅行
ケータイのことは、とにかく一段落ついた。
今日のアタシたちには、モタモタしている暇はないのです。
というのは、今日行こうとしているアルハンブラ宮殿は
メインとなるナスル宮殿内の観光に関しては(これが見られなかったら来た意味がない、とも言う)
ネットなどの事前予約が必要で、予約した時点で日時がきっちりと指定されているのです。
私たちの予約時間は、12時ー12時半。
この時間を過ぎると、チケットがあっても受け付けてもらえないというからびびりますよね。
宮殿の入口につくと、
まずはネット予約の控えからチケットに交換しなくてはなりません。
入口近くには、長い行列の集団がふたつ・・・
当日のチケット購入待ちで並んでいる人たちなのか?
それとも、アタシたちもここに並ばなきゃいけないのか???
なんか案内役のようなお姉さんがいたので
ネット予約画面をプリントアウトしたものを差しだして聞いてみたけど、
スペイン語で説明されても分からない。
・・・・やばい。
予約入館時間が刻一刻と迫ってくるなか、
私は人の波にのまれながらかなり焦り始めてました。
スペイン語は分からない。
英語で話してくれても母国語じゃないせいか、よく聞き取れない。
そして、そのへんにいる職員さんみんな忙しそうでなかなか声をかけられない(涙)
そんなわけで、いっこうにチケット交換の方法が分からなくて泣きそうになっている私をよそに、
入口のロゴをバシバシ撮影していたkunがいちばん精神的に落ち着いていたのかもしれない(汗)
何人目か、警備のオッチャンに英語で訪ねたところ
「あの黄色い機械でできるんだぜ」
と教えてくれて、あっけなくチケットをゲット(笑)。
ハァ~~~、こんなしょっぱなで難関が待ちかまえているとは思ってなかった私、
ぐったり疲れながらも気を取り直してぎりぎり間に合ったナスル宮殿観光へ。
ここは、簡単にいえばグラナダがイスラム教国としていちばん勢力があった頃の王宮ですが
贅をつくした造りは、ひと部屋ごとにどれもうっとりします。
壁。(もちろん大理石)
天井。(鍾乳石とのこと)
柱。(彫刻がスゴイ・・・目が回りそうな細かさ)
アーチ。(彫刻刀が何本必要なんだ・・・)
そして、とっても美しい中庭。
水面に映る宮殿と、シンメトリーな構造は
インドのタージ・マハルと似ています。
宮殿の外では、壁に何気なく座ってくつろぐ人たち。
ホント、何を撮っても絵になります。
有名な建造物を観光できた感動よりは、
「無事見られてよかった」とほっとする気持ちのほうが大きかったかな、っていう
グラナダでただ一つ観光した、アルハンブラ宮殿でした。
さて、
この旅で、人に声をかけるのが超苦手なkunが人知れず用意した「秘密兵器」
ミニ三脚(爆)
「2人の写真は、現地の人にプリーズ、フォト~♪ってお願いすればいいんだよ」なんて
最初、バカにしてた私でしたが
これが意外にイイ。
kunのフレーミングの勉強にもなるし、
妙にローアングルな感じが、足が長く見えてよいのです(笑)