My Wedding

早々と・・・メイクの打合せ~結婚式にむけて

2007.9.28

私が将来、万が一結婚できるときが来たならば
メイクは絶対この人にお願いしたい、とずっと昔から思ってました。
OL時代、三宿に住んでいた頃から今もずっと通っているヘアサロンレイ・ブランカのオーナーで
私がカメラマンに転職してからは、仕事仲間としてずっとお世話になってきました。
果たしておいくつなのかは不明だけど、いつ見ても派手でかっこよくて、女優のようなオーラをいつも放っていらっしゃる(笑)石井先生。

今まで数限りないメイクさんとお仕事を一緒にしてきましたが
こと和装のメイクに関しては、
石井先生が作った花嫁さんよりもキレイな花嫁さんを今まで見たことがないと断言できるぐらい。
カメラマンの私もため息が出るくらい、なんだか透明感があって、しかもかつらの違和感がまるでないのです・・・これが、マジックなんでしょうかね。

結婚する友達を今まで何人も紹介してきましたが、
ようやくやっとこ、私の番になりました。

まだ本番まで半年もあるけれど、ドレスが決まったので
この日はその写真を持って三宿のサロンまでごあいさつ。

もちろん、この段階で具体的なイメージはまったく持ち合わせていない私でしたが、
ドレスの写真を見せたとたん、
先生は自分のノートにすらすらとドレスのデッサン画を描き
「このドレスは、この部分をどう見せるかがポイントなのよね。
アナタのきゃしゃな雰囲気とこのドレスをステキに見せるヘアスタイルは・・・」
なんて、手が動くままにたっくさんスタイル案を書いてくれました。

私はもう、「へぇ~~」と「なるほど~」しか出てこなかった(笑)

もちろん、今はまだスタイルを決める段階ではなく、たくさんイメージを持ってほしいとのこと。
年があけたら、ドレスショップに小物あわせに行くのですが
そのときに、石井センセに一緒に来てもらえることになりました。
なんて心強い。

和装のスタイルも少し話しました。
綿帽子と角隠し、どっちにするかという話になったときに

私「私自身、角隠しはキリッとした感じで好きなんですが、
顔に肉のない私が角隠しをすると余計細々しく見えてしまうような気がするんだけど」

先生「顔の細い人に似合わない角隠しのつけ方をしているのしか見たことないから、そんなこと思うのよ。
その人の顔の大きさ、骨格、目鼻パーツの付き方によって、
かつらの合わせかたってまったく違う。
その技術を知ってる人が今は少なすぎるから、かつらをつけた花嫁さんはみんな、おてもやんかあんみつ姫みたいなお祭り和装メイクになってしまうのよね。

日本人である限り、かつらの似合わない女性など誰一人としていないの。
アナタにはアナタの骨格と顔立ちに合ったかつらの作り方があるし、
綿帽子でも角隠しでも好きな方を選びなさい。

私は、花嫁さんが「コレをしたい」「コレを着たい」という希望に合わせて、
それがどんなに無理難題な注文でも、その人に似合うように調整していくのが私の仕事だから」

今まで、先生と何度となく一緒にブライダルの仕事をするたびに
いつもお小言のように聞いていたフレーズでした。
でも、今回はまさしく「私自身」に対して言ってくれた言葉。

心に、ずしんと響きました。

そして、この先生に出会えていたことに感謝し、
式当日に向けて、私が自分でできる範囲でキレイになる努力もしてみよう、と
前向きに思えたのでした。

打合せのあとは、お店で久しぶりのヘアカットとカラーリング。
担当のHさんに「またこんなボウボウになるまで放置しといたんですか~」
なんていつものお言葉・・・

イカンイカン、キレイになるためには
定期的なお手入れからだな(汗)

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