2007.9.9
「きゅうちゃんの結婚式は、やっぱ自分で撮るの?(笑)」
飽きるぐらいいろんな人から言われてました。
そのたんびに
「そうそ、パー子のように首からカメラひっさげて・・・」
この返しも、言い飽きました(爆)
実際、カメラマンを誰にお願いしたいのか、誰にお願いするべきか?
結婚が決まってから、しばらく思い悩んでいたのは事実。
おこがましい話ですが、
自分がいちばん「見てて心地良い」と思う写真は、他の誰にも撮れない自分が撮った写真。
カメラマンなら、誰でもそうだと思うんです。
でも、自分の結婚式でそれを実現するのは世界がさかさまにならないかぎり不可能。
だったら、自分が「この人の写真はステキ」と、素直に思える人にお願いしよう。
そして、私が撮る写真に似たスタイルを要望するのではなく、
100%その人のカラーで撮りきってもらおう、と思い
私が昔からずっとネット上で慕っている、
名古屋の三澤武彦さんにお願いできることになりました。
彼は現在、アルバム制作が遅れに遅れるという諸事情により
新規の撮影受付をストップされているようですが
「来年の確定申告は早めに切り上げて、東京に遊びに来ませんか?」
とおそるおそる打診をしてみたところ、あっけなく快諾。
ああ~~~~よかった!
これで、写真を撮ってもらうのがなんだかとっても楽しみになってきました。
そして仏滅のこの日、
彼を紹介する名目と、いちおうの写真の打合せということで
はるばる名古屋の事務所まで挨拶に行ってきましたよ。
8日の撮影が終わるやいなや、
彼の車を走らせて一路名古屋へ。
9日は、朝からレガシィ仲間との
「くいだおれオフ会」で、
話には聞いていたがちょっと自分からは行きたくないな、と思っていた
「喫茶 マウンテン」でわいわい賑やかなランチタイム・・・
と、いいたいところでしたが
左から、バナナスパ、キウイスパ、しるこスパ
そしてとどめは
小倉抹茶スパ(滝汗)
メンバー7人、胃の調子もおかしくなり、生きる気力すら吸い取られたかのようなひとときでした。
気を取り直して、
今回の名古屋遠征のメインイベント。
三澤さんの事務所・・というか、おうちにおじゃまするのは
2年前の冬にちょこっと寄った以来。
古民家のたたずまいがそのままで、
三澤さんの作ったアルバムやたくさんの写真雑誌がずらっと本棚に並んでいて、
ざぶとんに腰を下ろしたら最後、なんだかいつまでも居座りたくなる雰囲気です。
「いやぁ~~~ようこそ。まぁまぁまずは一杯」
案の定、しょっぱなからビールとおつまみが出てきて
打合せはのっけから雑談モードへ・・・
現時点での大枠なタイムスケジュールと
場所と、こんなドレス着るの、とか
こんなテイストが好き、とか
決まっていることはぜんぶ話した、と、思う。
でも、談笑しているうちに気の良くなった三澤さん、
奥から日本酒を出してきて
そのうち私も後半何を話してたかほとんど記憶がなく・・・
帰りの車の中で、
彼に叱られたのは言うまでもありません。反省・・・
まぁでも今回の、信頼したカメラマンにお願いするのって
式当日の細かいこととか、写真の希望とかを話すことも大事ですが
「安心」をお願いすることでもあるんだなぁって実感しました。
私も、こんなふうに「安心」をお願いされている新郎新婦がたくさんいてくれてることを思うと
じんわり暖かい気持ちになりました。
~三澤さんへ~
当日、移動がたくさんあって長丁場になるのはもちろん
もしかしたらまったくまとまりのない披露宴になるかもしれませんが
「ありのまま」の記録を、三澤さんの目線から、どうぞよろしくお願いします。